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茶道具商の必需品

2012.02.24 Friday

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お茶会・お茶事で、大切なお道具を移動させる時

皆様は、どの様にして運ばれていますか

よく目にするのは、段ボール箱やプラスチック製の箱など

工夫して、使っていらっしゃいます。

私達 茶道具商は、お道具の安全を考え

ボテ箱を使います。



ボテ箱は、竹で組んだ箱に和紙を張り込め

漆を塗り、屋号などを書き入れ完成です。

写真のボテ箱は、眞泉堂が約15年程 使っている物ですが

角や取っ手が、少し痛んでいますが

15年・ほぼ毎日お道具を運んでいますが

非常に頑丈で、何より少々の衝撃では

中に入れた、大切なお道具を痛める事が有りません。

嬉しい事に、ボテ箱 漆が剥げたり、痛んだ時は

塗り直しが可能で、新品の様に成って

帰って来ます。

春のお茶会・お茶事に向け

ボテ箱 新調してみては如何でしょうか

二個で一組 入れ子に成って、お名前や家紋など

お好きな物を、書き入れ出来ます。

眞泉堂のボテ箱 ○五は、五十嵐の五を入れました。

ボテ箱 目立たない物ですが

大切な、茶道具の一つです。


 

裂地・楽し

2012.02.02 Thursday

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今日は、京都の帛紗専門店 北村徳斎さんから

お願いしていた古帛紗が、届きました。

北村徳斎さんは、1712年(正徳2年)の創業

今年で創業300年 日本唯一の茶道帛紗専門店

長きにわたり、仕事を続ける

茶道具商の、大先輩です。



左から ・定家純子・花鳥文緞子・法隆寺獅子狩文錦



左から ・繻子地間道(しゅすじかんどう)

・茶地唐花草文織(ちゃじからはなくさもんおり)

・織部純子・赤卉莫臥爾織(あかくさもーるおり)

難しい漢字が、つぎつぎと出て来ますが

当て字が多く、裂地の名前は

名物裂は、所持者の名前や 伝来したお寺の名前 など

他は、地色・文様・織り方を、つなげています。

織り方にも 金襴・銀襴・錦・緞子、純子(どんす)・間道(かんどう)などなど

きりが有りません。

茶ノ湯では、茶入の仕覆などに使われ

大変 重要な道具の一つです。

眞泉堂では、毎月 仕覆教室を開催していますが

裂地の、伝来など考えながら

仕覆を作ると、楽しさが増して来ます。




懐石道具

2011.10.12 Wednesday

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2008年 眞泉堂で「懐石の器展」を、開催致しました。

その後も、状態の良い懐石道具を見つけると

購入しています。

先日も、ひと箱に収納出来る 懐石道具一式を求めました。

一式の中身は、

・利休型折敷・四つ碗・飯器・湯桶・通盆・脇引

・溜塗 煮物椀・朱塗 小吸椀 と全て揃っています。

嬉しい事に、六客組

後は、箸と向付で 本懐石が出来ます。



11月は、開炉 お茶人さんの お正月

正午の茶事などで、お客様を招いては

如何でしょうか。

楽しい一期が、目に浮かびます。




茶室の釘

2011.09.22 Thursday

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茶道具商の仕事で、一番大きなサイズの仕事は

茶室造りの、仕事でしょうか

現在も二件のお茶室造りを、お手伝いさせて頂いております。

お茶室は、数十年いや数百年と大切に使われ

後世へと、受け継がれます。

とうぜん、責任の重い仕事と成ります。

使われる材木・土壁・建具など、どれ一つ

手を抜いた、物を使う訳には行きません。

その一つ 茶室の釘

本日 京都より手打ち仕上の、釘が届きました。



手前が、床柱に打つ 花生釘

奥が、床の間隅に打つ 柳釘

茶室内に使用する釘も、約10種類ほど

これも大切な、茶道具です。

時代を経た、茶室の中で

釘も、どんな変化を見せてくれるか楽しみです。




奈良・高山茶筅 谷村丹後

2011.09.07 Wednesday

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今日は、お茶には欠かせない 大切な道具

茶筅の、お話を

利休百首の中に 

「水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝 柄杓と心あたらしきよし」

茶巾・茶筅・楊枝などは、お茶事 お茶会では

消耗品として扱われる事が多いですが

もしかすると、茶ノ湯では 一番大切な

お道具では・・・



今回は、裏千家で使われる 白竹茶筅

左が 数穂(薄茶用) 右が 真穂(濃茶用)

数穂・真穂の違いは

数穂茶筅は、穂先が柔らかく作られており

薄茶を立て易く、泡立ちが良く成ります。

一方 真穂茶筅は、濃茶を練り上げる為

腰が強く、穂先も固く作られます。



眞泉堂では、奈良県高山で茶筅・柄杓を造り続ける

谷村丹後を、お勧め致しております。

是非 一度お使い頂きたいと思います。

今回の台風では、奈良県 和歌山県 三重県

大変な被害ですが、奈良 高山の地

被害の無い事を、祈るのみです。




 

伝来の茶道具

2011.09.03 Saturday

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月が替わり、店の暦を一枚めくると

素晴らしい 花入が目に入ります。

「唐物南京玉入手付籠花入」 明時代



名品を多数所持する 畠山記念館カレンダー

解説の最後に、赤星家伝来とあり

早速 赤星家の入札目録を開いて観ます。



大正六年に、三回にわたり開かれた入札

第一回目の目録の中に

199 唐物籠手付花入 として、掲載されていました。



この他にも花入では、名物 利休尺八花入や伊賀耳付花入などなど

名品揃いです。

赤星家 赤星弥之助 一代で素晴らしいコレクションです。

「唐物南京玉入手付籠花入」

一度 この様な名品花入に

花を入れて見たいものです。

伝来茶道具とは、道具本体と歴史を背負い

これからも、大切に伝えられる事でしょう。




長月の茶趣

2011.09.02 Friday

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長月は、気候も良く 色々な茶趣が楽しめる月です。

・八日 白露 (秋の訪 しらつゆ)

・九日 重陽 (菊花の宴)

・十五日 名月 (月見)

などなど、趣向も色々楽しめます。

夏の暑さに、出番の少なかった 懐石道具に

活躍してもらいましょう!



向付は 九谷 須田菁華作 古九谷写 花鳥図絵替向付

五客 絵替になり、大きさも有り使い良い作品です。



古九谷様式の五色 ・緑・黄・紫・青・赤の色を使い

花鳥画が描かれています。

これからの時期、鱚の昆布じめなど如何でしょうか。



お客様を、お招きしての お茶事・お茶会

秋の茶の湯を、楽しみましょう。



 

早くも来年の・・・

2011.08.30 Tuesday

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帛紗や名物裂で、お世話に成っている

創業300年 京都・北村徳斎帛紗店さん

早くも、来年の 御題帛紗・干支帛紗・御題扇子の案内が届きました。

来年の干支は、「辰」

御題は、「岸」



干支帛紗 「正羽飛龍乗雲丸」 (しょうはひりゅうじょううんまる)

丸文の中に、二種の龍の姿

「勢いは 天にも昇る 辰の年」



御題帛紗 「岸」

今年は、鶴下絵和歌巻(光悦・宗達の傑作)をモチーフに

岸辺に、たたずむ鶴が描かれています。

毎年 北村徳斎さんから、案内が届くと

年末には、まだまだ日にちがと思いますが

月日の流れは あっという間

もう一度 スケジュール帳で、予定の確認です。




赤星家 赤星弥之助

2011.05.18 Wednesday

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昨年 小森松菴 茶杓・茶陶展を、開催致しました。

小森松菴の祖父である 「赤星弥之助」

茶道具の世界では、赤星家伝来の道具は

一目置かれる存在です。

以前より探していた

赤星家所蔵品目録 三冊

大正時代に、入札された図録です。



一回目  6月開催  出点数 300点

二回目 10月開催  出点数 380点

三回目 10月開催  出点数 806点

総点数 1486点 内容は 書画・仏教美術・茶道具と

大変 充実した物です。

茶道具は、唐物茶入・井戸茶碗・利休茶杓・瀬戸黒茶碗 などなど

目を見張る品々です。

現在は、美術館に収まったり 個人の方が秘蔵など様々です。

三冊の目録に目を通すと

「赤星弥之助 恐るべし」 です。

現在とは、時代が違うとは言えども

憧れの目で見てしまいます。

 

 

桜 開花

2011.03.29 Tuesday

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東京の桜が、開花しました。

と言いましても、靖国神社の標準樹がポツポツと

眞泉堂 近くの杉並区保存樹の大桜は、今だ固い蕾

今年は、例年より寒い春です。

京の都では、四月一日からの 「都をどり」 で春を迎えます。

お囃子の音色に、 心ウキウキの方も多い様で

この時期に成ると、活躍してくれる

「都をどり だんご皿」



現在作られる皿は、色とりどりですが

今日の だんご皿は、赤楽に黒色の団子

裏面には 都をどりと流れるような筆跡

作者は 六兵衛と永楽です。

今年は、どんなお菓子を盛り付けようか

今から楽しみです。



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