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眞泉堂ブログ展示会「三浦竹泉 祥瑞沓茶碗」

2020.08.19 Wednesday

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コロナウイルスの影響で、お客様とお会い出来ない日々が続いています。

 

そんな中、先日 お客様より「ブログにて、お道具の紹介をして欲しい」と

 

ご提案を頂きました。

 

写真も上手に撮影出来ませんが、恥かしながら

 

本日より、不定期で「眞泉堂ブログ展示会」を始める事に致しました。

 

第一回目の作品は

 

「五代 三浦竹泉 祥瑞沓茶碗」をご紹介させて頂きます。

 

 

繊細な染付にて、祥瑞独特の丸紋に鳥・山水図・雷紋などが茶碗全面に描かれ

 

口縁は、口紅と言われる鉄釉が全体を引き締めます。

 

 

茶碗の内側には、瓔珞紋が 沓形で空豆やお多福の様な

 

可愛らしい形です。

 

 

茶碗の見込部分は、祥瑞茶碗の特徴でも有る 釉薬の掛け外しが

 

これは、中国の明時代に香炉として作られた名残で

 

忠実に写されています。

 

 

高台内には、「五良大甫呉祥瑞造」の染付銘と

 

 

隣りには、小さな小判型の竹泉の印が押されています。

 

 

箱は三浦竹泉の共箱で、竹泉の紙箱も整っております。

 

・口径  14.7cm × 10.6cm

 

・高さ  5.5cm

 

・価格  ご成約 ありがとうございました。

 

店舗にて、作品を手に取ってご覧いただけます。

 

お問い合わせや、ご質問など御座いましたら

 

ご連絡、お待ち致しております。

 

・電話 (03)3301−3234

・御茶道具 眞泉堂 五十嵐隆行

 

          五代 三浦竹泉 略歴

 

昭和9年(1934) 四代 竹泉の長男として京都にて生まれる。

 

同志社大学卒業後、父 四代 竹泉に作陶を学ぶ

 

同時に、茶道・煎茶道・華道・香道を研修

 

昭和47年(1972)五代 三浦竹泉 襲名

 

祥瑞・染付・金襴手など、現代にも通用する作品を心掛け制作する。

 

 

 


茶ノ湯を支える・影の力

2020.08.03 Monday

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お茶道具と言うと、皆様は何を思い浮かべるでしょうか

 

掛軸・茶碗・茶入・棗・水指 などなど他にも多くのお道具が御座います

 

茶道具商は、上記しました様な畳の上に置かれるお道具を「表道具」などと言います。

 

お茶席でお客様に見られる事も無く、しかし

 

影を支える大切なお道具も・・・

 

今日は、そんなお道具のご紹介です。

 

 

「雲板」 床の間に掛軸を掛ける時の、高さの調節に使います。

 

良く見かける物は金属で出来た物ですが、素晴らしい掛軸の陰からチラリと

 

金属が見えると、げんなり・・・

 

茶席の中は、自然の物を使ってあげたい物です。

 

 

材料は木目の綺麗な杉、中心に堅木を入れて五つの穴が開いており

 

微妙な高さ調整が可能です。(釘穴は5cm刻み)

 

大きさは、長さ 41.5cm 幅 8cm

 

お値段は、¥3,560−(税込)

 

いざ必要に成った時に探すのは、一苦労

 

事前の準備が大切です。

 

 


七夕の取り合わせは

2020.07.07 Tuesday

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今日は、七月七日 七夕 別名を星祭り

 

空を見上げると、残念ながら雨模様 織姫・彦星には

 

辛い一日に・・・

 

私たちは、七夕の趣向で茶ノ湯を楽しみましょう

 

待合には、七夕飾りの短冊を掛け

 

 

星祭りに因むお道具を探すと

 

良き蓋置が、澤田宗味 作 砂張七宝透蓋置 

 

梅雨時期に、砂張のひんやりした質感と透かしが涼やかで

 

 

小さなお道具ですが、取り合わせ全体を引き締めてくれる

 

大切な役割が。

 

他のお道具は・・・雲龍風炉に小振りな宗旦好み雲龍釜

 

水指は、安南染付などはと想像を膨らませて

 

一人楽しむ、雨の七夕です。

 

 

 


お茶道具の楽しみ「表具」

2020.05.23 Saturday

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ブログにて緊急事態宣言の為、店舗での営業自粛のお知らせをして

 

47日間が過ぎました。

 

皆様の自粛頑張りで、東京も緊急事態宣言解除が見えて来て

 

明るい兆しにホッとしながら、今しばらくの辛抱と今一度気持ちを引き締め!

 

今日は、「お茶道具の楽しみ 表具」のお話を

 

現在 お軸をお求めに成る時は、綺麗に表具され其のまま床の間に掛け

 

お使い頂ける状態だと思いますが

 

せっかく手に入れた大切なお軸

 

ひと手間掛けて、ご自身のお好み表具にする事で

 

さらに愛着が深まります。

 

眞泉堂も、先日 新しく仕立てに出していた短冊が軸装され仕上がって届きました。

 

 

今回軸装した短冊は 益田鈍翁筆 「秋鳥」

 

切箔懐紙の為、短冊では無く確りとした掛軸にと思い仕立てました。

 

 

一文字 笹蔓文金襴  中廻し 田の字文様風通  天地 紬織裂 を使い

 

短冊が秋の歌の為 全体的に秋をイメージ出来る、落ち着いた仕立てに

 

出来上がるまでには、使う裂の事や 短冊の台座となる紙に金のぼかしを入れるか

 

などなど、打ち合わせには時間が必要ですが

 

自分好みの表具が出来上がると、嬉しく・感激 次もお願いしたい・・・と

 

今回 表具をお願いした処は 

 

京都にて裏千家職方で三代目となる「静好堂 中島」

 

以前、お店にお伺いしましたが 二階の広い工房は、綺麗に整理され

 

ご主人や大勢の職人さんが、忙しく仕事をされています。

 

そんな中で、持参した短冊や捲りに丁寧に裂地やもみ紙など取り合わせて頂き

 

時間の経つことを忘れ、長居した事を思い出します。

 

皆様にも 表具の楽しみを感じて頂けたらと

 

ご自宅に眠っている、短冊・色紙・捲り など、お持ち下さい

 

現在の技術で、シミや折れなど綺麗に直す事が出来ます

 

見積もりを取り、金額をご提示してから

 

一点一点 丁寧に表具致しますのでご安心下さい。

 

ご相談、お待ち致しております。

 

 

 


風呂敷・・・出番を待つ

2020.04.25 Saturday

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お客様のご自宅に、お伺いしてお道具を拝見させて頂くと

 

はっ!!と息をのむ お茶道具との出会が有ります。

 

その様なお道具には必ず

 

仕立ての良い箱・取り合わせの良い仕覆 そして良き風呂敷が・・・

 

眞泉堂も、そんな真似事が出来たらと

 

お求め頂いた、お道具に古渡更紗とは行きませんが

 

店で仕立てた 現代の印度更紗の風呂敷にお包みしてお届け致しております。

 

今日も風呂敷が完成致しました。

 

 

展示会も出来ず、風呂敷も少し寂しそうで

 

早く活躍の日が来てくれると良いのですが。

 

 

 


茶ノ湯の必需品 茶筅

2015.09.02 Wednesday

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お茶道具と聞くと、掛軸・茶碗・水指・茶杓 などなど有りますが

もう一つ、大切なお道具「茶筅」

これが無くては、どんなに立派なお道具組でも

お茶が点てられません

それぞれの、流派で使われる竹の種類や形が変わります。

今日は裏千家のお客様より

茶箱用 茶筅のご注文、小さくて可愛い茶筅が届きました。



眞泉堂が茶筅を作って頂いているのは

奈良県生駒市高山町の 谷村丹後さん

歴史は古く、室町時代より一子相伝で茶筅作り

なんと、ご当代の丹後さんで 二十代目の高山茶筅師です。

仕事がら色々な茶筅で、お茶を点てますが

谷村丹後さんの茶筅が、一番のお勧めです。

眞泉堂が日々、使わせて頂いている茶筅は

白竹 真穂茶筅



お客様に美味しい、一服を召し上がって頂くには

必需品です。

 

完成間近 四畳半茶室

2012.09.13 Thursday

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昨年より、施工の進んでいました 新築のお宅と茶室

いよいよ 最終段階に進み

先日 茶室用の釘を、お届けに伺いました。

時代の付いた茶室は、魅力的ですが

一から作り上げる茶室 ご亭主の好み・発想などで

楽しさは ドンドン広がります。

この度の、お茶室は 四畳半 下座床



お届けした釘は

床の間に使う 無双釘・花生釘・花蛭釘・柳釘・竹釘

茶室内に使う 釜蛭釘・丸打掛釘

水屋に使う  竹釘

8種類と、名称を見ただけでは、何に使うのか? と思います。

しかし、それぞれの釘に 役割が有り

どれ一つ欠けても、不具合が生じます。

ご亭主と、床ノ間 釘の位置を決め

また一歩、完成に・・・

茶室開は、10月下旬のご予定 完成が待ち遠しい日々です。 





村瀬明道尼・一行書

2012.05.01 Tuesday

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風薫る、五月の始まりです。

茶室や水屋の、お道具入れ替え終わりましたか?

今日は、月初めに一行書のご紹介です。

書かれた禅語は 「看脚下」(きゃっかをみよ)



禅寺へ伺うと、玄関でよく目にする言葉です。

意味は、「足元を見よ」ですが

禅語には、深い意味が隠れており

・禅の極意は、何か特別で遠くに求めるべきものではなく

 日常の中の一挙手一投足にこそ有るという事

 真実の自己を見落としてはならない。

真に持って、禅語とは深いものです・・・

力強く書かれた一行書 筆者は

村瀬明道尼 

滋賀県大津市 月心寺の住職

NHK朝の連続ドラマ ほんまもん のモデルとなった方

1924年 京都に生まれ  9歳で京都 高源寺の仏門に入り

39歳の時 交通事故に遭い、右手右足の自由を失い

法要の際、手料理を作り その後、檀家以外にも精進料理を振舞う

吉兆創業者 湯木貞一氏に「天下一の胡麻豆腐」と評される。

右半身が不自由の為 胡麻豆腐作り・書などは

左手のみで、成されます。

五月一日 看脚下 もう一度、自分の足元を看て

新たな気持ちで、仕事を進めて行きたいものです。



そろそろ風炉準備

2012.04.12 Thursday

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茶室の花 半年、お世話に成った椿から草花へと

庭には、貝母・ニリン草・コンロン草・などが花を咲かせています。

茶室も、五月からの風炉に向け準備を

そろそろ、始めては如何でしょうか?

・風炉釜・香合・柄杓・炭斗・炭 などなど

炉〜風炉への入れ替えも大変です。

準備の中で、忘れがちな物を一つ ご紹介



板香・白檀です、いざ炭手前

昨日まで使っていた、練香は有るのですが・・・

五月の初旬 よく見かける事です。

眞泉堂では、松栄堂 鳩居堂のお香を常備致しております。

「しまった」と思う前に、ご用命下さい。


 

土瓶 ちゃびん・・・益子

2012.03.31 Saturday

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眞泉堂 私の生れ故郷は、新潟県長岡市

子供の時を思い出すと、一面の田んぼに畑

一日中、泥んこに成って遊び回っていました。

友人の家は、当時 茅葺屋根の家も有り

懐かしく、思い出されます。

そんな、子供時代のせいか

「民藝」と言われる、作品も好きです。

先日 茶道具の市場に、珍しく民藝の品物が一点



益子焼 土瓶 本体には手早く画かれた、秋草・ススキでしょうか

画かれた方は、益子土瓶の絵付師 皆川マスさん

田舎の風景を、切り取った様な絵付けです。



以前 益子を訪ねた時 皆川マスさんのお孫さんが

焼物の店をなさっていて、お話を聴かせて頂き

毎日・毎日続く、絵付けの仕事は大変だったそうです。

大量に作られた 土瓶 ですが

以前の使い方は、

現在の様に茶葉を入れ・お湯を注ぐのでは無く

直接 火に掛け使用したそうです。

その為 破損が多く、使い捨て状態だった様で

残念ながら、現存する皆川マスさんの土瓶は

少ないようです。

この土瓶には、箱書きが添っており



民藝運動を牽引した、柳宗悦・浜田庄司などと共に活動した

陶芸家 佐久間籐太郎の極め箱

本来 箱書きなど必要無い物ですが

時代は変わり、日常使いだった土瓶も

箱入り娘 と成りました。

こんな一品も、茶席の中で使えると

楽しいのですが・・・



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